幸せで豊な人生を目指すなら、大好きなことをやり、自分の特別な資質や才能を人と分かち合うことです。誠実に周囲の人たちの役に立つことをやったら、必ず成功します。
happy money(本田健)
経営コンサルタント、投資家を経て、29歳でセミリタイア生活に入った本田健さん。
本田さんは著書の中で、「心が温かく、他人の利益になることを本気で考えている人たちは、最終的に成功する」と述べています。
とはいえ、本当に誠実な人はどんな特徴があるのだろう?という方もいるでしょう。
誠実さは、仕事だけではなく、親子関係、恋愛関係にも求められる大切な要素です。
私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。
コトバンク「誠実」
誠実な人の特徴を見てみましょう!
誠実な人の特徴
正直
誠実な人は、わがままでも自己犠牲をするのでもなく、正直です。
正直:自分と相手のため
わがまま:自分のためだけ
自己犠牲:相手のためだけ
正直な人は、自分と相手が幸せになる方法を考えています。
故意に人を傷つけるようなことはしないのです。
いつも笑顔
誠実な人はいつも笑顔です。
自分の価値を信じているからこそ、いつも笑顔で穏やかでいられます。
その笑顔が周りにもいい意味で影響するのです。
話をじっくり聴く
誠実な人は、相手の話をじっくり聴いてくれます。
人は、自分への関心が一番強い。
人は、自分のことが大好きです。
「私の話を聴いてほしい!」多くの人がそう思うのではないでしょうか?
誠実な人は、この事実を知っているからこそまずは相手の話を聴くことを大切にします。
・作業しながら話を聞かない
・相手の目をしっかり見る
・相手の話にていねいに反応する
聴き方ひとつとっても、誠実な人は細かいところまで意識しているでしょう。
否定しない
つい相手が間違ったことを言っているときに正論をぶつけてしまう人はいませんか?
間違いを正すのはとても大切ではありますが、ほとんどの場合、正論は相手を傷つけます。
例え相手が間違っていたとしても、誠実な人は否定はしません。
相手が傷つかないように言葉を選び、相手を向上させるための言葉遣いができます。
身だしなみが整っている
誠実な人は身だしなみをいつも整えています。
身だしなみを整えることは、相手への敬意の現れである。
常に相手を立てるためにふさわしい格好を心がけています。
「一緒にいて嫌な気分にさせないだろうか?」
細かいところまで気を配るのが誠実な人の特徴です。
責任感がある
誠実な人は、一度言ったことは最後までやり遂げます。
信頼して任せてもらったからその期待に応えたい。純粋な思いが最後までやり遂げる力になるのです。
小さな約束を守る
「今度一緒にランチに行こうよ」
「教えてくれてありがとう!今度買ってみるね」
「18時に駅で待ち合わせしよう」
仕事のアポイントメントは絶対守るのに、家族や友人との口約束は「まあ、いいか」で破っていませんか?
誠実な人は、例え口約束だとしても大切な約束として扱います。
言葉と行動を完全に一致させるからこそ、相手から信頼されるのです。
お礼上手
誠実な人は「ありがとう」と「おかげさま」が口ぐせになっています。
また、お礼をするときに、ただ「ありがとう」と言うのではなく+αを添えるのです。
・「○○してもらって嬉しかったです、ありがとうございます!」(感謝+自分の感情)
・「○○さん、先日はありがとうございました!」(感謝+相手の名前)
・「○○さんのおかげで助かりました、ほんのお礼です!」(感謝+プチプレゼント)
どうすれば相手が喜ぶようにお礼を伝えられるかをいつも考えています。
感情コントロールができる
誠実な人は、自分の感情をコントロールできます。
怒りを相手にぶつけてしまえば関係が壊れることを知っているからです。
もしイライラすることがあっても、深く呼吸をするなど、自分の感情を抑える術を身につけています。
音を立てない
・ばたばた
・ばたん
・くちゃくちゃ
・かちゃかちゃ
・ずるずる
・ぎぎぎ
・ぎゃーぎゃー
大きな音というのはあまり上品に感じないものです。
誠実な人は、大きな音を立てないことで周りに悪い影響を与えないように気を配っています。
誠実な人の考え方
「誠実な人になりたい!」そう願う人は多いでしょう。
どうすれば誠実な人になれるか、その方法が気になる人もいると思います。
ところが、いくら誠実になる方法を知っていても土台になる考え方がなければ崩れてしまいます。
むしろ、人と関わる上での考え方ができているからこそ自然と誠実な行動ができるのです。
誠実な人の考え方を紹介します!
すべては自分の責任である
何があったとしても自分の責任だと考える。
一見すると難しいことかもしれません。
ところが、相手に責任を求めることは自分の幸せを相手に委ねてしまうことになります。
「すべては自分の責任」
この考えがベースにあるからこそ自分にできることを探そうとするのです。
それで人は幸せになるのか
自分が何か新しいことをするときに「それで人は幸せになるのか」を考えましょう。
どんな些細なことでも、自分だけではなく相手も幸せになるのかという視点を忘れてはいけません。
相手に得をしてもらう
あなたにとって「会いたい人」とはどんな人ですか?
「会いたい人」とは、「その人と会うことで自分が得できる人」ではないでしょうか?
得をしてもらうというのは、何も物質的なものには限りません。
・この人といると元気がもらえる
・この人といると癒される
・この人といるともう少しだけ頑張れる
いつも相手に得をしてもらうことを考えているからこそ、自分が困ったときに周りが助けてくれるのです。
正しさよりも美しさ
ときとして正しさは人を傷つけます。
「正しいかどうか」という基準は正しくないときに相手を壊すことになるのです。
「美しいかどうか」であれば、どんなこともありのまま受け止められます。
日常の中で大切にしたい視点です。
ブレーキをかける
どんなにハンドルさばきが上手でも、ブレーキをかけることができなければ事故を起こしてしまいます。
一度発してしまった言葉や、一度始めてしまった行動をなかったことにはできません。
「一つ止まる」と書いて「正しい」と読む。
もしかしたら、あなたが言おうとしていること、やろうとしていることは誰かを傷つけませんか?
常に立ち止まって考える習慣をつけましょう。
そうすることで、思わぬ事故を減らすことができます。
してもらいたいことを先にしてあげる
もしあなたがしてもらいたいことがあるのであれば、まずは先に相手にしてあげましょう。
人間には、返報性の原理が働きます。
してもらったことに対しては、ついついお返しをしたくなるのです。
渡したものが返ってくると知っていれば、いつだって人に対して親切でいられるでしょう。
自分のできること+αを心がける
誠実な人は、常に自分ができることにほんの少しのスパイスを加えようとしています。
小さなことの積み重ねが信頼という貯金を貯めてくれると知っているからです。
与えられたものしかやらないというのは、とてももったいないことです。
ほんの小さなことでいいので+αを探してみましょう。
誠実な人 まとめ
誠実な人は一緒にいて心地いいものです。
あなたが誠実になることで関わってくれる人も変わるでしょう。
いつもの習慣、考え方を見直して誠実な人を目指しましょう。
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