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人を信じることはどうして難しいのか?信じることの本当の意味とは?

人を信じるのって難しい…

こんにちは。
「誰もが自分の気持ちに正直になり、他人を思いやれる世界」
をつくるために発信活動をしているよっしーです。

今回は、「人を信じることはどうして難しいのか?」というテーマで書いていきます。

この記事はこんな人におすすめです!

・人を信じることの意味を知りたい人
・人を信じることが難しいと感じている人
・人を信じることが怖いと感じている人

目次

人を信じることの難しさ、すべては対人関係の悩みである

「人を信じる」

とても美しい言葉だと思います。

誰もが人を信じられる世の中ならいいけれども、残念ながら人を騙して自分だけ得をしようとする人もいます。

また、家族、友人、恋人などの近しい関係だからこそ、ちょっとした一言で傷つけてしまったり、逆に傷つけてしまうこともあるでしょう。

人間関係というのはマニュアルが存在するものではなく、いつも複雑に絡み合っています。

すべての悩みは対人関係の悩みである

嫌われる勇気

嫌われる勇気で認知度が上がったであろうアドラー心理学。

アドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」と主張しています。

もし、対人関係の一切をなくせば、悩みはなくなるのでしょうか。

残念ながら、悩みはなくせるかもしれませんが幸せにはなれないでしょう。

幸せを感じるためには「人と深くつながっていること」が大切になるからです。

悩むのは、現状をもっと良くしたいと思っている証拠でもあります。

僕らは対人関係に悩むからこそ、より良い人間関係を築きたいと祈り、願っているのではないでしょうか。

「人を信じる」ことと「人に期待する」ことを混ぜている

人を信じることの意味を考えさせられたのは、女優である芦田愛菜さんのとあるコメントからです。

「その人のことを信じようと思います」っていう言葉けっこう使うと思うんですけど、それがどういう意味なんだろうって考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかなと感じて

映画『星の子』完成報告イベント

映画『星の子』完成報告イベントで「信じる」ことについて聞かれたときの芦田愛菜さん(当時16歳)のコメントです。

このコメントで、僕自身が「信じる」と「期待する」を混ぜてしまっていることに気づかされました。

「どうして何も話してくれないんだろう」
「なんであんな酷い言い方をするんだろう」
「自分のことを利用しているんじゃないか」
「信じていたのに、どうして何も答えてこれないの?」
「信じていたのに裏切られた…」

僕は大切にしたかった人に対してこのような思いを持ってしまい、感情を怒りに変えて相手を傷つけてしまいました。

「あの人なら、ちゃんと話してくれるだろう」
「あの人なら、許してくれるだろう」
「あの人なら、そんなことは言わないだろう」

相手の理想像を自分の中で勝手に描いてしまい、その幻想を相手に押し付けてしまったのです。

相手が自分の期待通りにならないことに苛立ち、その感情を刃にして相手を傷つけてしまいました。

人を信じるとは、傷つけられる覚悟を決めること

だからこそ人は、裏切られたとか期待していたのにとか言うけれど、別にそれは、その人が裏切ったとか言うわけではなくて、「その人の見えなかった部分が見えただけ」であって、その見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められる揺るがない自分がいるというのが信じられるのかなって思ったんですけど

映画『星の子』完成報告イベント

それでは「人を信じる」とはどういう意味なんでしょうか。

僕は芦田さんのコメントも踏まえて次のように考えています。

人を信じるとは、この人になら傷つけられてもいい、裏切られてもいい、騙されてもいいと覚悟を決めること。

使い続けているものはどこかのタイミングで壊れるかもしれません。

人とのつながりもまた然りで、時間が経つとともにぶつかり合って摩擦が起き、壊れたりヒビが入ってしまうこともあるでしょう。

深い関係であればあるほどその傷は深くなります。

人とのつながりが壊れたときに僕たちには2つの選択肢があります。

①いさかいから逃げ出し、その人との関係を捨てる
②正面から向き合い、懸命に丹念に関係を修復しようとする

もちろん逃げ出す方が傷つくこともなく楽でしょう。

けれど僕は、大切な人との関係であればあるほど、傷つけられる覚悟を持って相手と向き合って話がしたいです。

もちろん人とのつながりは自分だけの問題ではないので話すことすらできないときもあります。

それでも、「あなたとの関係を修復したい!」という思いだけでもきちんと伝えたいです。

人を信じるというのは、相手に傷つけられる覚悟を持ちながらも相手とのより良い関係を望むことなのではないかと考えています。

人を信じるためにまずは土台をつくる

でも、その揺るがない自分の軸を持つのって難しいじゃないですか。だからこそ人は「信じる」って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったり、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかなと思いました。

映画『星の子』完成報告イベント

本当の意味で、人を信じることはとても難しいことです。

人を信じることは覚悟を決めること、相当の勇気がいるでしょう。

「わかっていてもできないことがある」

それが人間というものです。

人には防衛本能があるからこそ、傷つくことを恐れ逃げ出したくなってしまうときもあります。

けれど僕は、大切な人との関係を諦めたくない。
だからこそ、人と関わるときに土台となる考え方を持つようにしています。

・すべては自分の責任、人を責めない
・いつも笑顔でいる
・怒りを向けない
・約束を守る
・きちんと謝る
・愚痴を言わない
・してもらいたいことを、まずはしてあげる
・一つ止まると書いて正しいと読む
・思いを言葉で伝える
・わがままではなく、自己犠牲でもなく、正直に
・頭ではなく、心をたくさん使う

もちろん、すべてができているわけではありません。

けれども、土台となる考え方を持っていれば自分の行動を判断することができます。

「人間は感情の生き物」

感情に流されているかもしれない、と思ったときは土台を振り返るようにしています。

また、こちらの記事では「正直」の意味について書かせていただきました。

併せて読んでもらえると嬉しいです。

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人を信じるために自分自身を大切にしよう

今回は「人を信じることはどうして難しいのか」というテーマで書かせていただきました。

僕自身、人間関係で人を何度も傷つけてしまい後悔と反省の日々が続いています。

けれども、後悔と反省を繰り返すからこそ今よりも少しだけ人に対して寛容でいられるのではないでしょうか。

人を信じるためには何よりも自分自身を大切にすることが重要だと考えています。

自分が健康でないときというのはどうしても人に対して気配りができなくなってしまうものです。

だからこそ毎日を何となく過ごすのではなく、豊かになるために時間を使っていきましょう。

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この記事を書いた人

1993年秋田県生まれ。大学卒業後、中学校数学教師として6年間勤務。退職後、自分が本当にやりたいことを見つけるために「自己理解プログラム」を受講。「誰もが自分の気持ちに正直になり、他人を思いやれる世界」をつくるためにブログ、Xで情報発信を開始。2024年4月より、ライフコーチングを学ぶ予定。好きな言葉は、「一つ止まると書いて正しいと読む」

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